sketch20201218 332-242mm

 

いつも通る街並み。冷たい空気に自転車を漕ぐ足が悴む。一人で弱音を吐く。どうにもならん。その言葉が何年か前よりも神経の深いところまで侵食している。それでも、俺は俺の言葉と目で歩かなければ意味がない。静かにただ、一日一日を各々のリングに立って闘う以外はない。

いつか誰かが言っていた。

歳をとっていく程、個性を持ち続けることが難しくなるって。

今となってはよくわかる。環境で人は変わり順応する。

子供騙しの、小手先の格好良さしか見ない奴ばかりの中で俺だけは無関係でいたい。血を見て、土を掴んで、地獄に住む。そして美しいものを作るのが、芸術家であるべきという像は変わらない。

なにかそんなことを言いたくなる夜。