映画の中でウディアレンはよく街中を歩いている

彼は生きることに意味はない、だから寿命まで楽しいことをして生きろという。映画で自分を客観的に笑っている。笑えない状況で彼は滑稽で、切実だ。チャップリンのようである

文字を書くとき思い出すのはいつも暑い夏の日だ

記憶が補完されて全てが美しく思える。深く潜った時のプールみたいに、そのうたかたは揺れて満ちている

それはいくつかのシーンに点在したロリータだ

描けないもののなかに、分かるものより分からないもののなかに、分かってしまったもののなかにいる